カリブ海漫遊記・トリニダード島写真日記その3

antineco

2010年02月27日 12:28

2月29日
トリニダード島

この旅の後半と同じタイミングで行われていたクリケットのカリブ海大会『Stanford 20/20』。その大会で優勝したトリニダードトバゴと準優勝のジャマイカの試合が『Carib Beer Cricket Series』として今日と明日の2日間、ここポート・オブ・スペインで行われます。あの興奮を再びということでクリケット会場へ足を運んでみました。実は生でプロのクリケットを見るのは初めてなんすよねぇ。

会場はThe Oval(Queen's Park Cricket Club)。1891年が発祥のおそらく由緒あるクリケット場のようです。


午前中に入場したので、まだ観客もまばら。




この『Carib Beer Cricket Series』はクリケットの正式なルール(攻撃側が10人アウトもしくは50オーバー(300球)でイニング交代)で行われているので試合時間は6時間ぐらいの長丁場になります。(ちなみに『Stanford 20/20』はサッカー並みの試合時間(2時間)にするために20オーバー(120球)で行われています。)

なのでひたすら長い。この試合。




試合途中にランチタイムとか別の休憩(ティータイム?)とか入るので、1試合目が終わるのが4時過ぎ。やはり6時間超えでした。

もちろんこちらもビール(カリブビールを2本まとめて買うとTシャツがもらえます)をたらふく飲んだり、飯をくったりしてたんですがね。しかし正式なクリケットは観るのに根性がいります。

あっ! そういえばオレの隣りに座っていたオヤジ。


日本でいうところの“野球バカ”なオヤジ。オレがルールがわからなくなると、親切に教えてくれました。Thank you!

そんなこんなで夕方遅く会場を出ました。

会場を出てちょっと歩くと!


これはクリケットの選手じゃありません。トリニダードが生んだカリプソの大スター、ロード・キチナー(Lord Kitchener)の銅像です。さすがっ!

つづく。

関連記事:
カリブ海漫遊記・トリニダード島写真日記その1
カリブ海漫遊記・トリニダード島写真日記その2

トリニダード島(Trinidad):面積4,828㎢(沖縄本島の4倍、福岡県全域よりちょっと小さい)、人口125万。最大の都市圏はポート・オブ・スペイン(都市圏人口30万)。他に石油産業で有名なサン・フェルナンド(San Fernando)などの都市がある。1948年にコロンブスにより発見され、スペイン、フランス、オランダ、そしてイギリスにより入植される。1797年にイギリス植民地になり、1802年にイギリス領となる。奴隷解放および奴隷貿易禁止というイギリスの政策により、インド人、中国人が多く労働者として導入され、現在の人口比となった。1962年に独立、1976年に共和国となる。石油、天然ガスなど天然資源に恵まれ、カリブ海の中では最も裕福な国のひとつである。カリプソ、ソカなどの音楽文化も有名。またカーニヴァルはリオのそれと同じように世界的に有名となっている。


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