40おやぢの生活日記。沖縄中部編。
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2010年04月12日

清明(シーミー)だったのね…だったらてびちでも。

カレンダーとかあんまりチェックしないんで、今日が何の日とかはあんまり気にしてないかも。でも買い物でスーパーなんかに行くと、その品揃えや店頭ポップで、そろそろ彼岸なんだなぁ〜とかお盆なんだなぁ〜と気付かせてくれます。

日曜もスーパーの朝市で買い物をしていたところ、お惣菜コーナーにいっぱいの予約されたオードブル。
清明(シーミー)だったのね…だったらてびちでも。

ちなみに沖縄で言う“オードブル”とは料理盛り合わせの意味です。前菜とかお通しの意味ではありません。(沖縄では“オードブル”=“ごちそう”と訳する人もいました)
清明(シーミー)だったのね…だったらてびちでも。

他にもお供え用の果物なんかも売られていました。
清明(シーミー)だったのね…だったらてびちでも。

そうなんです。昨日の日曜日は4月5日だった清明(シーミー)の直近の日曜日。沖縄ではお墓参りの日だったんですよね。

清明とは春分や夏至なんかと同じく二十四節気の1つ。季節的には西日本から南関東にかけてちょうど花見のシーズンでしょうか。沖縄ではこの清明(シーミー)は重要な日で、一族での墓参り、墓掃除、そして墓前での食事。ご先祖様が寂しくならないように民謡なんかをBGMでかけるところもありますよね。まるで本土のお盆みたいな日です。ほらほら帰り道にあったとあるお墓ですが、ちゃんときれいに掃除され、お花も供えられています。
清明(シーミー)だったのね…だったらてびちでも。



ところで沖縄以外の日本で清明を祝うところってあるのでしょうか? いまでもちょびっと中国の文化の匂いがする(かもしれない)長崎でさえも華僑の菩提寺である唐寺や国際墓地では清明祭をやっているところもありますが、普通の家ではこんな行事(季節)を知らない人のほうが多いでしょう。

で、せっかくの“シーミー”なんでてびちの煮込みを作ってみました。“シーミー”なんでてびち用の肉が安かった。それと“シーミー”用だから今日中に売らなきゃいけないようで、100円引きだったし。
清明(シーミー)だったのね…だったらてびちでも。

水、醤油、みりん、酒、砂糖、かつおダシ、ショウガ、唐辛子といっしょに下茹で忘れたてびち肉をコトコト。圧力鍋ではないので、何時間煮込めばいいのかわからなかったけど、適当に4時間ぐらい(途中2時間休憩?)。その後大根も加えたっけ。

できあがったのがコレ。
清明(シーミー)だったのね…だったらてびちでも。

79点ぐらいかな。下茹でしなかったんでちょっと豚臭いかも。でも偶然にもちゃんとしたものができあがりました。

今日はこれにゆで卵なんかも入れて煮たまごも味わおうかな。一日置いた煮物は最高だよね。今日の夕食がほんと楽しみ。

ところで“シーミー”終わった沖縄はこれから本格的に夏へ向かいます。少しずつ蒸し暑くなるんだよね。実は今日も蒸し蒸ししてまんねん。





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