大沢温泉自炊部@花巻温泉郷(岩手・花巻市)

antineco

2010年03月14日 13:02

昨年行った東北温泉巡りのハイライトはこの花巻温泉郷(温泉峡)。

その中でも昔から行きたかった宿が大沢温泉自炊部と鉛温泉藤三旅館。

両温泉は湯治場として有名ですが、後者は温泉遺産としても有名です。今回は大沢温泉に宿泊、もうひとつの藤三旅館は日帰り湯で行くことにしました。

ココが大沢温泉。花巻駅から無料シャトルバス(要予約)で行くことができます。


この大沢温泉は1軒宿なんですが、新館の「山水閣」、南部藩主定宿だった「菊水館」、そして今回お世話になる湯治場の「自炊部」という3タイプの館があり、その「自炊部」の玄関がコレ。


なかなか雰囲気があっていいですよね。

「自炊部」なので部屋は素朴で簡素です。ま、これを求めていたんですがね。一応、雪も降ってきて寒そうなのでストーブだけは追加しました。


ここの温泉はアルカリ性単純泉(泉温51.3℃)。バランスの良い温泉のようです。「自炊部」に泊まると「自炊部」のふたつのお風呂と他の館ひとつずつ、計4つのお風呂に入れます。

こちらは人気の“大沢の湯”。露天風呂です。


この日はいい具合に雪も積もり、川の流れと積雪がマッチし、最高のお風呂です。あと「菊水館」にある木造りの“南部の湯”もオレ的には良かったな。

食事は自炊です。ただ食堂兼居酒屋も備えており、困る事はありません。

もちろん自炊場も完備していますよ。


他の客ですが、純粋に湯治に専念している方もいると思うのですが、仲間や家族なんかと宴会気分で泊まっている人も多かったです。皆、楽しそうでしたよ。鍋なんか作って。

オレは食事のあとは、「自炊部」の売店で買った“みそだま”をつまみに花巻市内で買った日本酒「南部関特別純米酒」を飲んでました。


コタツに入ってテレビでも見ながらね。

ちょっと冷えてきたらまたまた温泉。ココは天国ですね。でも酔ってからの温泉は健康に悪いのでやめましょう。

そうそう、この大沢温泉にはこんな神社がありました。


ほらほらご神体が男性器なんですよ。温泉は女陰とされ、温泉が枯れないように男根である金勢様を祀っているようです。実はちょっと変わった祭りもやっているようで、その名は金勢まつり。金勢まつりでググると笑えるかも!楽しいのかなうれしいのかな。

たった2泊だったんですが、リラックスできました。またいつか行きたいです。是非!

関連記事:
肘折温泉(山形・大蔵村)
鳴子温泉(宮城・大崎市)
気仙沼ホルモン、あなご丼、生牡蠣(宮城・南三陸地域)





まだ間に合う!国内旅行のチケットはここですよ〜♪
☆気に入ったらクリックしてちょ☆

にほんブログ村

関連記事