南太平洋漂流記・バヌアツ写真日記その2

antineco

2010年04月03日 15:57

4月22日
エファテ島・メレ

午後4時から宿主催で、対岸のメレ(Mele)集落の散歩企画があったのでちょっと参加!

バヌアツは今も酋長が集落を仕切っているところが多く、観光客もこの酋長の許可が下りなきゃ行くことができない場所もたくさんあるとか。なのでメレ出身者の従業員が引率する集落散歩はけっこううれしい企画。

このメインロードの道向こうがその集落。


まずは学校。


これは旧イギリス系の学校かな。海側には旧フランス系の学校も。まだ英語、フランス語の2言語での教育が混在しているようです。

子供達にカメラを向ければいろいろなポーズ。




いやいや大人たちも同じ。笑顔で手を振ってくれます。


このメレ地域にはリゾートホテルがあるんで、「観光客には笑顔で!」なんて教育されているんだろうなぁ〜と最初はうがった見方をしていたんですが、実はバヌアツ、そしてフィジーのどこに行ってもこんな感じ。みんな自然に笑顔で接してくれるようです。人懐っこい人達&島、さすが『地球上で最も幸せな国』。

集落はこんな感じ。(この写真にも向こう側でこちらに手を振っている赤パン君がいますよ)


これは共同の炊事場なんかな。


洗濯物も堂々と。


あっそうそう、家畜もいっぱい飼われています。


なんか素朴でいいですよね。日本だって40〜50年ぐらい前までは 田舎のほうはどこもこんな感じだったんだよね。

もちろん商店もあります。


そしてなんと言っても南太平洋では絶対人気のカバ・バー(KAVA BAR)。


カバとはヤンゴーナという木の根っこを砕いて絞った白濁色の飲み物。ノンアルコールですが、酔ってしまう成分が含まれているようで、飲み過ぎると危険。最初飲むと苦くて泥みたいな味なんですが、だんだん慣れてくると病み付きに。バヌアツやフィジーの人たちはこれが大好きで、毎夜毎晩、カバ・バーや自宅庭で飲んでいるようです。ちなみにこれがヤンゴーナの葉。




さ、もう家に帰る時間です。


さっきのメインロードも家路につく児童たちがちらほら。


オレらも渡しで宿に戻ります。



今日の夕食は宿のレストランでイカの炒め物。


ニンニクが効いてすごく美味かった。

つづく。

関連記事:
南太平洋漂流記・バヌアツ写真日記その1


大きな地図で見る





海外の島に行くなら♩

☆気に入ったらクリックしてちょ☆

にほんブログ村

関連記事