カリブ海漫遊記・マリー・ガラント島写真日記その5

antineco

2009年08月13日 12:02

1月24日
マリー・ガラント島

マリー・ガラント島の魅力。それはきれいな海だけではありません。他のカリブの島々同様、ここもラム酒の有名産地です。そしてこの島のラムは世界的にたいへん評判の良いラムです。ここのラムの特徴は上品、柔らかい味わい、大人の雰囲気、そんな表現がぴったりでしょうか(すいませんね〜、味表現下手で。)。今回島内にある3ヵ所のラム蒸留所を訪ねてみました。ちなみにこれがマリー・ガラント島を含んだグアドループで作られる一般的なラムのエチケット(ラベル)です。



Distillerie Bielle
さとうきび畑にかこまれた小さな道をぐんぐん進みます。


この蒸留所は島のほぼ真ん中あたりにあります。


あたりはさとうきび畑に囲まれています。


「ビエール・ラム」(Rhum Bielle)というラムがメイン商品ですね。


蒸留所の中にはshopがあります。3年熟成の「ビエール・アンブレ」やオールド・ラム「ビエール・ヴィユー」も置いてありました。向こう側にTシャツもありますよ〜。買ってませんが。



Rhumeries Agricoles de Bellevue
こちらはビエール蒸留所の近くです。こんな道なりをちょっと原チャリで進みます。


この蒸留所には、なんと稼働中の風車があります。


中を見せてもらいました。ここは後で知ったんですが、グアドループのラム、ダモワソーの従兄弟がやってるんですね〜。


ここのメインは「ドメーヌ・ド・ベルビュ」です。ここにもshopがありましたよ〜。もちろん一般酒から古酒まで、試飲もできます。


ちなみに地元の人はストレートやロックよりも、ライムと黒砂糖(もしくはシロップ)を入れた“TI-Punch”という飲み方やジュースやコーラで割って飲むのを好みます。

Distillerie Poisson
最後に訪ねる蒸留所はおじいさんが雨水の割水を使って手作りラムを作っているという話が有名な「ペール・ラバ」という銘柄を作っているところです。場所はサン・ルイのちょっと内陸側にあります。入るとトラクターが現れ、今までの蒸留所とはまた違った雰囲気でした。


この島では、今でもさとうきびの運搬に牛を使っています。


大量のさとうきびが置かれています。


さとうきびのジュースもしくは糖蜜をつくるため粉砕してしまいます。ちなみにジュースで作るラムをアグリコールラム(農業生産物のラム)と呼び、ここで作られるラムはそれになります。


ここは他の蒸留所とは違い、作業がそのまま見れて興味がわきます。ちょっとだけ工場内を覗いてみました。


試飲所&shopがイカしてます。じじーもかっこいいです。


マリー・ガラントのラムは3種類の度数を持っています。一番度数が高いのが地元用、次に高いのがグアドループ用、そして一番低い度数がフランス本土およびその他の地域用です。おもしろいですね〜。

つづく。

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マリー・ガラント島(Marie Galante):面積158㎢(宮古島とほぼ同じ)、人口約1万5千人。グアドループ島の25㎞東南に位置し、フランス海外県グアドループに属する。主要産業は砂糖、ラム酒、観光。





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