Zoukのヒット曲 2009 - 2010

antineco

2010年02月16日 11:46

今日はマルチニークやグアドループではカーニヴァル最高潮の日であるマルディグラ(Mardi Gras=肥沃な火曜日)。そして明日17日はカーニヴァル最終日で灰の水曜日とも言われるLe Carême。

向こうでは盛り上がってるんだろうなぁ〜。

ということでたまにはフレンチ・カリブの音でも。今日は昨年から今年のカーニヴァル時期までのマルチニーク、グアドループそしてパリで流行ったカリブな曲(もちろんアーティストも)をどどんと紹介してみます。まぁ全部Zouk(ズーク)と呼ばれるカリブの歌謡曲なんで飽きちゃうかもしれませんが!

しかしオレも最近聴いてないなぁ〜。でもたまにはこんなカリブ歌謡もいいでしょう。(ちなみに曲の邦題は参考でよろしく。フランス語は流暢じゃないんでたぶん間違いあるかもよ)

今、一番人気は彼女です。KIM。


昨年12月にデビューした新人さんですが、今や、かの地のヒットチャートではNo.1のようですね。オレなんかからすると曲とかベタでイマイチ(?)だなぁ〜なんて思いますが、こういうベタなのほうが、向こうの若い奴らの好みになるんでしょうね。あとCDのジャケットがゴージャス感があっていいですよね。絶対に奴らは好きだと思います。曲は「Je peux dead(死ねるわ)」。


次に紹介するのはMarysa。


アフリカの西端にある諸島、カーボヴェルデ出身のシンガー。ちなみにカーボヴェルデでもこのZoukという音楽は人気があり、たくさんの出身者がフランスでデビューしています。彼女もその一人のようですね。曲は『Avec toi(あなたと一緒に)』。


お次はTeeyahというシンガー。このアルバムがもう3枚目になります。


彼女はコートジヴォワールとカリブ海黒人のハーフ。ジャーナリズムの学校を卒業したという経歴もあります。西アフリカや旧ポルトガル領アフリカなんかでもZoukの人気は勢いを増しているようです。2004年にアルバムデビューの彼女。今や中堅どころでは安定した存在でしょうか。曲は『Malgrès toi(あなたの意志にかかわらず)』。


4人目はグアドループ出身のKénédy。


1996年頃から活動し、いろいろなコンピレーションアルバムではシンガーもしくはコンポーザーとしてクレジットされていました。苦節何年という感じで2007年に自分名義でデビュー。今作が2作目。曲は『Cours toujours(今日という一日)』。


さてさてどんどんいきましょう。Thaynaです。


2008年にこのアルバムを出した一応新人さんです。日本でもCDが発売されたKayshaというR&B色の濃いアーティスト&プロデューサーに見いだされた才能あるシンガーのようです。グアドループ出身。曲は『Mal sans toi(あなたのいない苦しみ)』。


ちょっとイケてる(?)感じならGoldeeでしょうか。オレはこの娘は好きです。


マルチニークにオリジンを持つラガ・シンガー、Lord Kossityとの『Sexy Lady』という曲でデビュー。この曲はキャッチーでキュートでしたよ〜。その後シングルCD(リミックス盤)発売やいくつかのコンピレーションアルバムに参加しながら、昨年ようやく本人名義のアルバムデビュー。アコースティックな感覚や、歌詞(ラブソングに偏っていない)なんかをみると、既存のZoukとはちょっと違ったアルバムに仕上がってるんじゃないでしょうか。曲は『Un rêve, une idée(夢、理想)』。


最後にベテランをふたり。まずはOrlane。


これまで大ヒット曲を出したこともあるベテラン。そしてベテランらしく彼女の曲はゆる〜くて気持ちのいい昔風のZoukナンバー。『Chokola(ショコラ=彼らの肌の色の意)』。


そして最後。Njie。


1990年デビュー。彼女ももはやベテランです。カッサヴやTanya St. valの後に登場したZouk第二世代の歌手になります。曲は『Comment ça va ?(どうなの?)』。


何人か忘れてるかなぁ? まぁいいや。あと最後の方はほとんどやっつけで書いてしまいました。申し訳なかです。

あっ!男性シンガーは無視しました。個人的に興味がないんだよねぇ。

久々に聴いてみるとおもしろそうな曲もありました。カリブ海、またちょっと行きたいなぁ〜。


マルチニークやグアドループに行くには♩

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