2009年09月29日
Los Fabulosos Cadillacs / La Luz Del Ritmo(2008)
車の中で米軍向けFM、AFNを聴いていると、突然クラッシュ(The Clash)の「ステイ・オア・ゴー(Should I Stay or Should I Go )」のラテン・カヴァーが。おおっ!と思い、この曲誰?とずっと悩みつづけて数週間。やっと正体がわかりました。しかし新譜が出ていたとはつゆ知らず。本当に情報力の弱い人間になってしまいました。
アルゼンチンが生んだ南米最強おやじスカ&ミクスチャー・バンドのロス・ファブロソス・カディリャクス(Los Fabulosos Cadillacs)のニュー・アルバム「ラ・ルス・デル・リツモ(リズムの光=La Luz Del Ritmo」です。
実は昨年2008年の暮れに出ていたようです。いや〜知りませんでした。このグループのアルバムはほとんど持っているのに9ヶ月かかりやっと手に入れました。
このロス・ファブロソス・カディリャクスはアルゼンチンそしてラテン・アメリカ圏ではず〜っとNo.1バンドで居続け、グラミー・ラテン部門も受賞したことのある存在です。しかし数年前に活動を休止し、今回再活動ということになります。音はスカを基調にパンク、ファンク、サルサ、クンビア、レゲエなどが混ざり合わさったもの。そうですね〜彼らの立ち位置を日本に例えると、人気がサザン・オールスターズ並み、音はパンクでオピニオン・リーダーなスカパラっていう感じでしょうか。(そうなんだろうか?まぁ〜いいや!)
今作ですが、いい感じで力が抜けていいですね。やはり彼らはただのお子様スカバンドじゃなかったんですよ。まぁ〜なんといってもヴォーカルのビセンティーコももう齢40半ば。酸いもあまいも知っていますよね。(スペシャルズやセレクターらが2-toneとして台頭した後、世界中に多くの“第三の波”と言われるスカ系バンドが出現。例えばフィッシュ・ボーン、トースターズ、マノ・ネグラなどなど。当時、オリジナル・スカファンよりお子様スカバンドと呼ばれていた。)
曲で気になったのは冒頭のクラッシュ・カヴァーとともに新曲の「ラ・ルス・デル・リツモ」と新録の「パドレ・ヌエストロ(Padre Nuestro)」。「ラ・ルス・デル・リツモ」は弾け具合も相変わらずで、まさに彼らの曲調。そして「パドレ・ヌエストロ」はクンビアのリズムが気持ち良く、彼らのラテン・アメリカ文化へのリスペクトがわかる1曲です。そういえば彼らはサルサの女王と言われたセリア・クルーズとの競演もあるんですよね。
40おやじになった彼ら、弾けまくりの曲は減ったんですが、彼らの南米魂やパンク魂はちゃんと生きています。安心しました。
ところで「ステイ・オア・ゴー」の作者が(John Mellor - Michael Geoffrey Jones)と本名になっているのは何故?なんか意味があるんですよね。
ココにPVとかあります。興味があれば見てね。
2009年ライヴより「パドレ・ヌエストロ」
おなじく2009年ライヴより。クラッシュのカヴァー「ブリクストンの銃(Guns of Brixton)」
しつこくもう1曲!代表曲の「マタドール(Matador)」の同じく2009年ライヴ。ビセンティーコのヴォーカルは相変わらずいい具合にへなちょこです。
まだ間に合う!国内旅行のチケットはここですよ〜♪
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アルゼンチンが生んだ南米最強おやじスカ&ミクスチャー・バンドのロス・ファブロソス・カディリャクス(Los Fabulosos Cadillacs)のニュー・アルバム「ラ・ルス・デル・リツモ(リズムの光=La Luz Del Ritmo」です。

実は昨年2008年の暮れに出ていたようです。いや〜知りませんでした。このグループのアルバムはほとんど持っているのに9ヶ月かかりやっと手に入れました。
このロス・ファブロソス・カディリャクスはアルゼンチンそしてラテン・アメリカ圏ではず〜っとNo.1バンドで居続け、グラミー・ラテン部門も受賞したことのある存在です。しかし数年前に活動を休止し、今回再活動ということになります。音はスカを基調にパンク、ファンク、サルサ、クンビア、レゲエなどが混ざり合わさったもの。そうですね〜彼らの立ち位置を日本に例えると、人気がサザン・オールスターズ並み、音はパンクでオピニオン・リーダーなスカパラっていう感じでしょうか。(そうなんだろうか?まぁ〜いいや!)
今作ですが、いい感じで力が抜けていいですね。やはり彼らはただのお子様スカバンドじゃなかったんですよ。まぁ〜なんといってもヴォーカルのビセンティーコももう齢40半ば。酸いもあまいも知っていますよね。(スペシャルズやセレクターらが2-toneとして台頭した後、世界中に多くの“第三の波”と言われるスカ系バンドが出現。例えばフィッシュ・ボーン、トースターズ、マノ・ネグラなどなど。当時、オリジナル・スカファンよりお子様スカバンドと呼ばれていた。)
曲で気になったのは冒頭のクラッシュ・カヴァーとともに新曲の「ラ・ルス・デル・リツモ」と新録の「パドレ・ヌエストロ(Padre Nuestro)」。「ラ・ルス・デル・リツモ」は弾け具合も相変わらずで、まさに彼らの曲調。そして「パドレ・ヌエストロ」はクンビアのリズムが気持ち良く、彼らのラテン・アメリカ文化へのリスペクトがわかる1曲です。そういえば彼らはサルサの女王と言われたセリア・クルーズとの競演もあるんですよね。
40おやじになった彼ら、弾けまくりの曲は減ったんですが、彼らの南米魂やパンク魂はちゃんと生きています。安心しました。
ところで「ステイ・オア・ゴー」の作者が(John Mellor - Michael Geoffrey Jones)と本名になっているのは何故?なんか意味があるんですよね。
ココにPVとかあります。興味があれば見てね。
2009年ライヴより「パドレ・ヌエストロ」
おなじく2009年ライヴより。クラッシュのカヴァー「ブリクストンの銃(Guns of Brixton)」
しつこくもう1曲!代表曲の「マタドール(Matador)」の同じく2009年ライヴ。ビセンティーコのヴォーカルは相変わらずいい具合にへなちょこです。
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Posted by antineco at 12:27│Comments(0)
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