2010年01月11日
上五島その1(長崎)
正月早々、極寒強風(?)の長崎・五島列島へ行ってきました。気圧配置は超冬型の西高東低、北日本は大雪だったですよねぇ。本当は温暖なはずの五島列島も、いや〜寒かったですね。天気も悪かったです。最悪な旅になりそうな…。いやいやそんな事はありませんでしたよ。
五島列島はカソリックの島。シスターもターミナルで船を待ちます。
12時10分、フェリーはゆっくりと長崎・大波止(おおはと)ターミナルを出航。
長崎港の出口(入口?)に架かる女神大橋。さようなら長崎です。
このフェリー、けっこう揺れてましたね。天気もどんどん悪くなっていきました。
約3時間後、上五島・奈良尾港へ到着。
船から降りてバスを待つと。強風&大雨!まるで台風?いやになっちゃうなぁ〜。
雨の中、バスに乗車。今日宿泊する町、有川へ向かいます。
ちなみに上五島という島はありません。五島列島の北側にある中通島、若松島そして頭ヶ島(全て橋で陸続き)などをまとめて上五島と呼んでいます。
そして有川。着いたのは5時前。天気もこんな感じなので暗いです。
有川はその昔、捕鯨で賑わい、その後も佐世保への玄関港として上五島の中心地的存在でした。しかし今は…。商店はぽつッぽつッ!捕鯨関係者、本土からのビジネス客、そして地元民で賑わったはずの飲み屋もぽつッぽつッ!寂びれちゃってます。悲しいですね。
この理由を町の人に聞いてみると、島自体の過疎化もあるんですが、平成の市町村合併が主なる原因だとか。結局、役所のある集落や駐車場が完備している大型スーパーが建っている集落にヒトモノカネは集中するみたいです。市町村合併、問題ありありです。
そういえば『男はつらいよ第35作 寅次郎恋愛塾』で、寅ちゃんが泊まっていた宿はこの町の宿でしたね。あの映画でも、宿の外にはネオンなんかもあったような…。あの頃は栄華だったのでしょう。
今日の宿は和風ペンションし喜。1階では居酒屋をやってました。
一番安い部屋(シャワー&トイレ共同)。4,000円。
腹も減ったので、夜の街にくりだしましょう。
港付近にいい感じの鄙びた大衆食堂があったので、そこへ入りました。お食事処はやし。寒いので店の中から撮影!
この店凄いです。メニューがいっぱい。ワクワクドキドキします。
その中でもこの上五島らしいメニューが…。
それは鯨。とりあえず焼酎お湯割りとくじら串かつを頼んでみました。(ここにはくじら刺し身もありましたよ)
くじら串かつ。
見た目は豚串カツとなんら変わらないんですが、味はじぇ〜んじぇん違います。久々に食いました。
お湯割りを2〜3杯飲んでいたのですが、この店は飲み屋ではないので、9時には閉まるようです。なのでそろそろ最後のがっつり飯ものを頼む事にしました。メニューにあるカレーかオムライスか悩んだので、オレ、お店のおばさんに「カレーとオムライスどっちが美味しいですか?」と失礼な質問。そうしたら「どっちもだけど、カレーは最初から作ってないんで、オムライスかな」と。
そのオムライス。
オムライスはいっときの幸せを呼びますねぇ〜。食べるとなぜか寒い体と心も暖まる!
宿へ戻り。シャワーを浴びて今度は宿の1階の居酒屋へ。(この宿、外に出なくても階段を降りていけばそこは居酒屋でした)
この店ではここ最近この島の名物として売り出されている芋焼酎「五島灘」を初めて飲んでみました。
薩摩芋焼酎の名酒に比べるとまだまだですが、これからどんどん旨味が出るイカシた焼酎になることを楽しみにしています。どんな名焼酎も時代を重ねて旨くなるものですよね。頑張ってください。実はこの居酒屋とこの宿はこの焼酎を造った方(女性)が経営しているらしいです。
明日はレンタカーでも借りて、教会見物やらドライブやらうどん喰いやらしてみようかなぁ〜。でも天気が心配だ。
つづく。
関連記事:
上五島その2(長崎)
上五島その3(長崎)
上五島から奈留島そして福江島(長崎)
上五島:五島列島の主要5島のうち中通島、若松島とその付近の島々をまとめて上五島と呼ぶ。行政的には新上五島町。面積は約213㎢(中通島約168㎢、若松島約31㎢)、人口は約22,000人。カソリックの島として有名で、国指定文化財の教会がある。主要産業は水産業と農業。特に水産業は奈良尾港の遠洋まき網漁業や若松の養殖業が有名。他には五島うどんという幻のうどんの全国への普及や新たに芋焼酎を造るなど町おこしにも力を入れている。
大きな地図で見る
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五島列島はカソリックの島。シスターもターミナルで船を待ちます。
12時10分、フェリーはゆっくりと長崎・大波止(おおはと)ターミナルを出航。
長崎港の出口(入口?)に架かる女神大橋。さようなら長崎です。
このフェリー、けっこう揺れてましたね。天気もどんどん悪くなっていきました。
約3時間後、上五島・奈良尾港へ到着。
船から降りてバスを待つと。強風&大雨!まるで台風?いやになっちゃうなぁ〜。
雨の中、バスに乗車。今日宿泊する町、有川へ向かいます。
ちなみに上五島という島はありません。五島列島の北側にある中通島、若松島そして頭ヶ島(全て橋で陸続き)などをまとめて上五島と呼んでいます。
そして有川。着いたのは5時前。天気もこんな感じなので暗いです。
有川はその昔、捕鯨で賑わい、その後も佐世保への玄関港として上五島の中心地的存在でした。しかし今は…。商店はぽつッぽつッ!捕鯨関係者、本土からのビジネス客、そして地元民で賑わったはずの飲み屋もぽつッぽつッ!寂びれちゃってます。悲しいですね。
この理由を町の人に聞いてみると、島自体の過疎化もあるんですが、平成の市町村合併が主なる原因だとか。結局、役所のある集落や駐車場が完備している大型スーパーが建っている集落にヒトモノカネは集中するみたいです。市町村合併、問題ありありです。
そういえば『男はつらいよ第35作 寅次郎恋愛塾』で、寅ちゃんが泊まっていた宿はこの町の宿でしたね。あの映画でも、宿の外にはネオンなんかもあったような…。あの頃は栄華だったのでしょう。
今日の宿は和風ペンションし喜。1階では居酒屋をやってました。
一番安い部屋(シャワー&トイレ共同)。4,000円。
腹も減ったので、夜の街にくりだしましょう。
港付近にいい感じの鄙びた大衆食堂があったので、そこへ入りました。お食事処はやし。寒いので店の中から撮影!
この店凄いです。メニューがいっぱい。ワクワクドキドキします。
その中でもこの上五島らしいメニューが…。
それは鯨。とりあえず焼酎お湯割りとくじら串かつを頼んでみました。(ここにはくじら刺し身もありましたよ)
くじら串かつ。
見た目は豚串カツとなんら変わらないんですが、味はじぇ〜んじぇん違います。久々に食いました。
お湯割りを2〜3杯飲んでいたのですが、この店は飲み屋ではないので、9時には閉まるようです。なのでそろそろ最後のがっつり飯ものを頼む事にしました。メニューにあるカレーかオムライスか悩んだので、オレ、お店のおばさんに「カレーとオムライスどっちが美味しいですか?」と失礼な質問。そうしたら「どっちもだけど、カレーは最初から作ってないんで、オムライスかな」と。
そのオムライス。
オムライスはいっときの幸せを呼びますねぇ〜。食べるとなぜか寒い体と心も暖まる!
宿へ戻り。シャワーを浴びて今度は宿の1階の居酒屋へ。(この宿、外に出なくても階段を降りていけばそこは居酒屋でした)
この店ではここ最近この島の名物として売り出されている芋焼酎「五島灘」を初めて飲んでみました。
薩摩芋焼酎の名酒に比べるとまだまだですが、これからどんどん旨味が出るイカシた焼酎になることを楽しみにしています。どんな名焼酎も時代を重ねて旨くなるものですよね。頑張ってください。実はこの居酒屋とこの宿はこの焼酎を造った方(女性)が経営しているらしいです。
明日はレンタカーでも借りて、教会見物やらドライブやらうどん喰いやらしてみようかなぁ〜。でも天気が心配だ。
つづく。
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上五島:五島列島の主要5島のうち中通島、若松島とその付近の島々をまとめて上五島と呼ぶ。行政的には新上五島町。面積は約213㎢(中通島約168㎢、若松島約31㎢)、人口は約22,000人。カソリックの島として有名で、国指定文化財の教会がある。主要産業は水産業と農業。特に水産業は奈良尾港の遠洋まき網漁業や若松の養殖業が有名。他には五島うどんという幻のうどんの全国への普及や新たに芋焼酎を造るなど町おこしにも力を入れている。
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Posted by antineco at 13:31│Comments(2)
│沖縄の離島、日本の離島
この記事へのコメント
おお!彼女の実家の食堂です。
Posted by かっぱ at 2010年02月18日 21:51
かっぱさんコメントサンキューっす! あららびっくりです。っていうことはあのおばさんは彼女のお母さんっていうことなのかな? どっちにしてもオムライス美味かったっすよ。
Posted by antineco at 2010年02月19日 15:21