2010年01月12日
上五島その2(長崎)
今日はレンタカーを借りて、この上五島をぐるぐる廻ってみます。ちなみにレンタカーは青方(あおかた)という町にあるレンタカー屋で借り、料金は軽で1日4,200円でした。
まずは有川を出て、東方面にある頭ヶ島(かしらがしま)へ。
頭ヶ島は元々無人島だったんですが、明治維新前後、迫害を逃れるためにキリシタンが移住し有人島になった地です。そしてその移住者によって建てられた教会が国指定重要文化財の頭ヶ島教会です。またこの島には上五島空港(現在休止中)が造られ、それとともに橋も架けられ交通の便もよくなったんですが、交通の便が良くなったということはこの島を離れる人も多くなるということで、現在の人口は20人にも満たないということです。
これが頭ヶ島教会。


1919年完成。設計・施工は有名な鉄川与助氏。全国でも珍しい石造りの教会。ユネスコ世界遺産の国内暫定リスト「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産のひとつです。
車を有川方面に戻して、次は冬のビーチへ。どこまでも続く遠浅で有名な蛤浜(はまぐりはま)ビーチ。
海の色は美しい青、いつまでも見ていたいのですが、ちょっと寒すぎ風強すぎ!あと冬場なんで漂流ゴミが浜辺に集まってました。これは残念!
しかし風強いです。沖縄も強いけど、それ以上だと感じます。あと海は岩場が多いんで沖縄よりも透明度がかなり高いかも。夏は最高なんだろうな。そういえばこの島は釣り人にも人気ですよね。
今度は細い半島になっている北部(魚目)方面へドライブ。
そこで見たシュールな風景!ここはキリシタンの島。これは案山子でしょうか?それとも張りつけられたマネキン様?

たぶん案山子だと思いますが…。
もうひとつの国指定重要文化財の教会、青砂ヶ浦教会へ。


こちらは1910年完成。同じく鉄川与助氏の設計施行。海外から教会建設のための原書を取り寄せて造ったもので、当時の教会の完成形とも言われているそうです。ちなみにこの日は結婚式をやっていたんで、中には入れませんでした。もちろんこの教会もユネスコ世界遺産の国内暫定リスト「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産のひとつです。
もうすぐお昼です。腹も減ります。五島といえば五島うどん。その歴史は遣唐使の時代まで遡るとか。十数年前までは生産が少量のためほとんど手に入らず“幻のうどん”と言われていたそうです。せっかくなんでその五島うどんを本場で食べてみましょう。
七目(ななめ)という集落に竹酔亭といううどん屋さんがあります。今日はここで。
肉うどんといなり。(肉うどん580円)
五島うどんは手延べうどんで、細くて丸いのが特徴。また手延べの時に粉をふらずに椿油を使用するそうですね。食べてみるとつるつるしてコシもあり美味しいですよ。出汁はあご(トビウオ)。ここのはあっさりして嫌味がないです。島の人気店だという理由もなんとなくわかります。
さてさて午後は島の南部へドライブ!
出発寸前!う〜ん!この表札にはちょっとびびっちゃいました。地元の建設会社の寮です。
関連記事:
上五島その1(長崎)
上五島その3(長崎)
上五島から奈留島そして福江島(長崎)
上五島:五島列島の主要5島のうち中通島、若松島とその付近の島々をまとめて上五島と呼ぶ。行政的には新上五島町。面積は約213㎢(中通島約168㎢、若松島約31㎢)、人口は約22,000人。カソリックの島として有名で、国指定文化財の教会がある。主要産業は水産業と農業。特に水産業は奈良尾港の遠洋まき網漁業や若松の養殖業が有名。他には五島うどんという幻のうどんの全国への普及や新たに芋焼酎を造るなど町おこしにも力を入れている。
大きな地図で見る
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まずは有川を出て、東方面にある頭ヶ島(かしらがしま)へ。
頭ヶ島は元々無人島だったんですが、明治維新前後、迫害を逃れるためにキリシタンが移住し有人島になった地です。そしてその移住者によって建てられた教会が国指定重要文化財の頭ヶ島教会です。またこの島には上五島空港(現在休止中)が造られ、それとともに橋も架けられ交通の便もよくなったんですが、交通の便が良くなったということはこの島を離れる人も多くなるということで、現在の人口は20人にも満たないということです。
これが頭ヶ島教会。
1919年完成。設計・施工は有名な鉄川与助氏。全国でも珍しい石造りの教会。ユネスコ世界遺産の国内暫定リスト「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産のひとつです。
車を有川方面に戻して、次は冬のビーチへ。どこまでも続く遠浅で有名な蛤浜(はまぐりはま)ビーチ。
海の色は美しい青、いつまでも見ていたいのですが、ちょっと寒すぎ風強すぎ!あと冬場なんで漂流ゴミが浜辺に集まってました。これは残念!
しかし風強いです。沖縄も強いけど、それ以上だと感じます。あと海は岩場が多いんで沖縄よりも透明度がかなり高いかも。夏は最高なんだろうな。そういえばこの島は釣り人にも人気ですよね。
今度は細い半島になっている北部(魚目)方面へドライブ。
そこで見たシュールな風景!ここはキリシタンの島。これは案山子でしょうか?それとも張りつけられたマネキン様?
たぶん案山子だと思いますが…。
もうひとつの国指定重要文化財の教会、青砂ヶ浦教会へ。
こちらは1910年完成。同じく鉄川与助氏の設計施行。海外から教会建設のための原書を取り寄せて造ったもので、当時の教会の完成形とも言われているそうです。ちなみにこの日は結婚式をやっていたんで、中には入れませんでした。もちろんこの教会もユネスコ世界遺産の国内暫定リスト「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産のひとつです。
もうすぐお昼です。腹も減ります。五島といえば五島うどん。その歴史は遣唐使の時代まで遡るとか。十数年前までは生産が少量のためほとんど手に入らず“幻のうどん”と言われていたそうです。せっかくなんでその五島うどんを本場で食べてみましょう。
七目(ななめ)という集落に竹酔亭といううどん屋さんがあります。今日はここで。
肉うどんといなり。(肉うどん580円)
五島うどんは手延べうどんで、細くて丸いのが特徴。また手延べの時に粉をふらずに椿油を使用するそうですね。食べてみるとつるつるしてコシもあり美味しいですよ。出汁はあご(トビウオ)。ここのはあっさりして嫌味がないです。島の人気店だという理由もなんとなくわかります。
さてさて午後は島の南部へドライブ!
出発寸前!う〜ん!この表札にはちょっとびびっちゃいました。地元の建設会社の寮です。
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上五島:五島列島の主要5島のうち中通島、若松島とその付近の島々をまとめて上五島と呼ぶ。行政的には新上五島町。面積は約213㎢(中通島約168㎢、若松島約31㎢)、人口は約22,000人。カソリックの島として有名で、国指定文化財の教会がある。主要産業は水産業と農業。特に水産業は奈良尾港の遠洋まき網漁業や若松の養殖業が有名。他には五島うどんという幻のうどんの全国への普及や新たに芋焼酎を造るなど町おこしにも力を入れている。
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Posted by antineco at 10:02│Comments(0)
│沖縄の離島、日本の離島